噛める入れ歯が大切です
良い入れ歯でしっかりと噛める環境を整えることは、食事を美味しく楽しめたり、他の歯を守ったりする効果があります。そのため、当院では保険や自費に関係なく、一人ひとりの噛み合わせを考えてお口にフィットした入れ歯を提供することを心がけています。
「違和感のないピッタリと合った入れ歯を作りたい」「日常生活においても入れ歯を不自由なく使いたい」と入れ歯に関してご要望のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
こんなお悩みありませんか?
- よく噛めない
- 発音しにくい
- 歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病になりやすい
- 肩こり、頭痛、顎関節症の原因となる
- 口元が気になって堂々と笑えない
- 理想的な入れ歯やブリッジが入れられない
噛むことの重要性
食べるだけでなく、日々の生活が向上します
食べ物を咀嚼するためだけではなく、噛むことは体の健康にとってさまざまなメリットがあります。たとえば、顎を動かすと唾液の分泌が促されるので、口腔内を清潔に保つ効果があるのです。また、顎は筋肉や関節とも密接に結びついていて、しっかりと噛むと脳や体に刺激が伝わり、認知症予防や運動機能向上にも役立つと言われています。
むし歯・歯周病予防 | 口臭予防 | 骨粗しょう症予防 |
姿勢の改善 | ボケ防止 | 消化器官の負担軽減 |
食欲増進 | 肥満予防 | 糖尿病予防 |
入れ歯の種類
保険の入れ歯
保険診療の入れ歯はプラスチック製の素材と決められています。費用がリーズナブルで、作り方は国の方針で定められているため、どこの歯科医院でも修理しやすいのがメリットです。
一方で強度を保つために入れ歯が厚くなる傾向にあります。圧迫感や異物感が苦手な方にとっては保険診療の入れ歯はあまり適しません。
ノンクラスプデンチャー
入れ歯を留める金属製の金具(クラスプと呼びます)が存在しないタイプの義歯です。特殊なプラスチック製の義歯床で支えるため、義歯を装着していると他人からは気づかれにくいのがメリットです。「入れ歯をしていると知られたくない」「インプラントはできればしたくない」といった方には「ノンクラスプデンチャー」をおすすめしています。
ノンクラスプデンチャーのメリット・デメリット
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メリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
- 使用時の違和感を減らす効果が期待できます。
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デメリット
- 正器具装着時は、見た目が悪くなります
- 矯正器具の装着時に、入念な歯磨きが必要となります
金属床義歯
金属床を利用した入れ歯は強度に優れているため、薄く製作できるのが魅力です。また、熱伝導があるので、食べ物の温度をじっくり体感できて、食事の楽しみも向上します。異物感も少なく、シリコーンの入れ歯よりも快適です。
金属床義歯のメリット・デメリット
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メリット
- 保険診療のプラスチックより頑丈で、薄く加工できます。
- 金属を土台に使うため、頑丈に作成でき、しっかり噛めます。
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デメリット
- 修理がなかなかできない場合があります
- 保険適用外のため、自由診療になります
歯科医院に通えない方は訪問診療へ
歯科治療はもちろん、
口腔ケアにも対応しています
歳をとって体が不自由になると、口腔ケアが細かくできなくなるだけでなく、通院さえも困難になるという場合が少なくありません。お口のケアが十分でないと、さまざまな病気の原因にもつながります。全身の健康のためにも、できるだけ多くの方に適切な歯科診療を受けていただきたいと考えています。